第7回地域×キャリア教育ラボ
2023年1月29日(日)に、「一般社団法人まなびぱれっと」さんの「地域×キャリア教育ラボ」のイベントに、SECIプレイスの青山純平がワーケーションについてのプレゼンを実施し、SECIプレイスメンバーも参加してディスカッションを行ないました。
こちらのイベントは、「学校と地域がどのように関わっていけばよいか?」についてディスカッションするイベントです。
参加者は、学校の先生・元先生・コーディネーター・コミュニティスクールなど、学校に携わっている方です。ここに、今回はSECIプレイスのメンバーも入らせて頂きました。
青山からは、主に「ワーケーション」についての体験と、そこからの地域との関わりについてプレゼン頂きました。
内容としては、
・ワーケーション体験の紹介
・会社でワーケーションがどう制度化されていったか?
・地域の課題をワーケーションで解決できるのでは?
・ワーケーション後の地域との繋がりと今後
といった内容で、先生方も普段なじみのないワーケーションについて興味が湧いたり、色々感じるところがあったようでした。
その後、「実際の問題として、地域と一緒になにかを進めるときの課題は何でしょうか?」という問いに対して、3グループに分かれてディスカッションを行ないました。
活発にディスカッションが行われ、下記のような話や提案が出ていました。
・学校と地域が繋がる上では「信頼」は一つのキーワード。学校と信頼のある方がいると紹介をして繋ぐことができる
・地域活動の課題としては、地域内での若い人と大先輩のつながりがなかったり、イベント開催しても認知されなかったりする
・学校と地域をつないだ事例としては、子どもが地域の人にインタビューをして、人づてで紹介してもらうことや、学校活動で商店街のお店と連携して商品づくりや販売などをする、というのもある
・先生は地域にとっては外部の人間なので、地域の人間に頼ることが大事(PTA・コミュニティスクール・おやじの会など)
・「おてつたび」という活動で地域をあちこち回ったが、現地の方も活動を理解されていなかったりする。地域の利益につながるような仕掛けが必要では?
・教員も外に出て色々体験をしたいが、夏休みの1週間くらいしか時間がない(さらにコロナで交流も減少)
・地方の行政は、そこに移住して来て欲しいが、住民の意識は違う。ワーケーションなど信頼を築くところがファーストステップ
難しいテーマでもあるので、「これをやればよい」というものではないのですが、参加者の中でも色々な気づきがありました。
こういったディスカッションから、地域と学校を繋ぐアイディアやその実行に繋がっていけば良いと思っています。
今後も、SECIプレイスはまなびぱれっとさんと協力して、教育に関わる活動をしていきたいと思っています。
次回の「地域×キャリア教育ラボ」(2/26(日) 18:30~19:30)でも、SECIプレイスから、社会福祉法人大地の会の横山雅弥さんにプレゼン頂き、ディスカッションをする予定です。
お楽しみに。
▼申込はこちら
https://senseiportal.com/events/73928