地方農業生産者の事例を通して都市部在住市民の農に関する興味関心につながる各種イベントを企画・開催支援しています。
・地域資源を生かした多様な体験交流
・都市住民の農山漁村の価値理解
・住民の自らの地域の価値の再発見
中山間地域等とは食料・農業・農村基本法第35条によれば「山間地及びその周辺の地域その他の地勢等の地理的条件が悪く、農業の生産条件が不利な地域」と定義されている地域のことで、この地域における農業は、全国の耕地面積の約4割、総農家数の約4割を占めるなど、我が国農業の中で重要な位置を占めています。しかしながら、その他の地域に比べて高齢化・過疎化率が高いなど様々な課題に直面し、活力や機能の低下が懸念されており、「限界集落」として消滅の危機にさらされているところも少なくなく、中山間地域を取り巻く環境は大変厳しいものとなっています。
一方で都市部首都圏に暮らす人々は直接・間接的に恩恵を享受しつつもその窮状やともすると存在すらも気づかないといった格差が生じています。わたしたちは微力ではありますが、まずじぶんたちにできることとして、「知って」「考えて」「行動に移す」ことの後押しをしていきたいと考えています。
